名古屋市中村区(現人口約13.5万人)は、名古屋市の西部に位置しています。豊臣秀吉が生まれた愛知郡中村に由来する区で、戦前から名古屋駅を中心に商工業が栄えていた地域で、現在では超高層ビルが林立しています。一方で、昔ながらの住宅街も多く、下町情緒あふれる街並みも多く残っています。JRセントラルタワーズは名古屋駅に併設されている2つのタワーからなる超高層ビルで、一方はオフィス、もう一方はホテルとして利用されています。鴨付町にある大一美術館はガラス工芸品を多く収蔵しており、エミール・ガレ、ドーム兄弟などの作品が常設展示されています。