堺市(現人口約82万人)は、大阪府の中央部に位置しています。大阪府の中では面積も人口も第2の都市で、大阪市のベッドタウンとなっています。旧石器時代の打製石器などが発掘されており、古代から人が定住していたことが分かっている地域で、室町時代には多くの承認が集まる国際貿易都市となり、「東洋のベニス」とも呼ばれました。近隣の美原町を合併したことにより人口が80万人を超え、2006年に政令指定都市となり7つの行政区に分かれることとなりました。伝統産業として、堺刃物や堺線香などがあり、昔ながらの生産方法が今も受け継がれています。